保険が適用される矯正治療

保険(健康保険)で矯正治療できるケースは、次のケースです。

  1. 口蓋裂や口唇裂などの先天異常(23疾患)
  2. 外科的な治療が必要な顎変形症

1:口蓋裂・口唇裂について

上唇や口蓋(上顎の歯列の内側の部分)が裂けた状態で生まれてくる、比較的高頻度に見られる先天的な形成異常です。
口蓋裂・口唇裂の場合、哺乳障害や構音障害等の他、歯の成長や歯列に影響が出る事があります。
保険を扱っている矯正歯科医院を受診すれば保険での治療が可能です。
また、指定自立支援医療機関(育成・更生医療)に指定されている医院で治療した場合には、自己負担分についても自治体からの補助を受ける事ができます。

2:外科的な治療が必要な顎変形症について

上顎と下顎の骨格に大きなずれがあり、咬み合わせ不全となっている場合には、外科的な治療を行う必要があります。
主な症状は、反対咬合(受け口)、開咬などがあります。
外科手術を伴う顎変形症治療は、手術で顎の骨を手術(骨切り)して、適切な大きさに改善したあとに、ブラケットなどの矯正装置で歯列の調整を行います。
外科手術は大学病院など設備の整った特定の医療機関で行われ、矯正治療は顎口腔機能診断施設に指定されている医院で治療を受ければ保険が適用されます。

指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)について

指定自立支援医療機関とは、厚生労働省から認定を受けた医療機関のことで、身体上の障害を軽減し、日常生活を容易にするための治療を目的とし、厚生労働省の設けた基準(設備・人材など)をクリアしている医院のみ認定されます。
管轄の保健所又は福祉課で、指定機関についてのお問い合せや補助金の申請手続きを受け付けています。


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