あこさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

上顎矯正装置での顔の変化

子どもが上顎拡大装置で治療中です。
3ヶ月かけてネジをマックスまで回したところです。当初の治療目的の下顎後退については、まだ良い変化はありません。上顎が広がったので下顎がより後退して見え、不安です。
また、治療により目と目の間隔が広くなり、顔つきが少し変になりました。
別の歯科で、この治療は下顎後退には効果がないとも言われ、今の先生を信じて突き進むか、取り返しがつかなくなる前に辞めた方が良いのか悩んでいます。
辞めても顔の変化は元には戻りませんでしょうか?

読ませていただきました。

拡大装置には2種類あります。急速拡大装置と緩徐拡大装置です。前者は骨を広げる装置です。これは上顎骨の正中口蓋縫合をネジを回して拡大して行きます。この装置は取り外しができません。記載されている使用期間が3か月である事を考慮すると、使用されていた装置は緩徐拡大装置であると判断します。急速拡大装置は1か月使用する事は稀な事です。

そこで目と目の間の広がりは矯正による影響ではありません。歯が外側に移動して歯列弓が大きくなるだけです。骨に対する影響はありません。急速拡大装置であってもそこまでは広がりません。大丈夫だと思います。

次に下顎の成長促進ですが、直接的な効果はありません。下顎の成長促進させる装置は顎矯正装置と言われていて一般的な装置はアクチバトール、バイオネータと言われる装置です。他にも何種類かあります。

お子様が通われているのは矯正歯科専門歯科医院でしょうか?でしたら担当医はその事は考慮しているはずです。可能性としてあるのは下顎を前方に成長させるための装置を使用する前段階として上顎歯列を整えた可能性はあります。

治療が成功する事を祈っています。
  • あこ(43歳 女性 会社員 )
  • 2019年08月28日14時35分
丁寧にご回答いただきありがとうございました。

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