なつなつさんの相談
カテゴリ：抜歯について
16才、娘の矯正抜歯について、相談お願いします。
上下叢生、しっかり奥歯が噛み合っていない状態です
。
親知らず、上下4本埋伏です。
先生からは、上の歯は、奥歯を後ろへ移動させて並べたいが、埋伏親知らずがあるので、これ以上奥への移動は難しい。
上埋伏親知らずの抜歯も難しい。
そこで、上7番2本を抜歯し、8番が生えてくるのを待ち、7番の変わりとして使う。
8番が無ければ、後ろへ移動出来るので、噛み合わせも正しくすることが出来るし、前歯も綺麗に並ぶ、との説明を受けました。
一方、上4番2本の抜歯の場合は、前歯は綺麗に並ぶが、噛み合わせ改善されないし、下と歯の本数が違ってしまう、との説明を受けました。
上7番は、2本共、健全歯です。
下は抜歯なしで可能との事です。
説明は、充分理解出来ましたが、上7番を抜歯する方法がベストなのか、分からず、専門家の皆様のご意見を伺いたいです。
よろしくお願いいたします。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2020-08-31 18:40:00
読ませていただきました。
記載されている内容で疑問に思う所があります。上下叢生でどうして下顎は抜歯しないのでしょうか？叢生の程度が上顎が重篤、あるいは上顎前突（出っ歯）ではありませんか？上下叢生ですと下顎の抜歯も必要になります。また横顔をどのような状態でしょうか？下顎骨が後退しているといった症状ではないですか？抜歯の選択が上顎だけという事からそう思いました。
7番を抜いて8番を代用として使用すると、結果的には歯を抜いていないのと同じになります。そこでこの方法だと上下前歯が排列した時に口もとが前にでる可能性があります。非抜歯と同じです。上下前歯の排列は上下前歯の前方傾斜で改善する事になります。
次の上顎4番目（第一小臼歯）の抜歯です。この抜歯の選択は上顎前突（出っ歯）、上顎に大きな叢生がある。例えば八重歯とかです。下顎は抜歯するほどではない。という事になります。この抜歯はよくある抜歯部位です。上顎の歯が下顎よりも少なくなりますが、歯車が1つずれて噛み合うと思ってください。これは問題ありません。
現在の不正咬合は出っ歯で叢生あり。ではありませんか？それでしたら私なら上顎の第一小臼歯のみ抜歯を選択します。やはり大臼歯抜歯は避けたいところです。特に健全な第二大臼歯は避けたいですね。第三大臼歯（親知らず）がレントゲン上は存在しているが、その歯が萌出してくる保証はありません。また親知らずはその形態に不安があります。第二大臼歯と第三大臼歯（親知らず）が同じだという前提があれば考えられます。
治療が成功する事を祈っています。
記載されている内容で疑問に思う所があります。上下叢生でどうして下顎は抜歯しないのでしょうか？叢生の程度が上顎が重篤、あるいは上顎前突（出っ歯）ではありませんか？上下叢生ですと下顎の抜歯も必要になります。また横顔をどのような状態でしょうか？下顎骨が後退しているといった症状ではないですか？抜歯の選択が上顎だけという事からそう思いました。
7番を抜いて8番を代用として使用すると、結果的には歯を抜いていないのと同じになります。そこでこの方法だと上下前歯が排列した時に口もとが前にでる可能性があります。非抜歯と同じです。上下前歯の排列は上下前歯の前方傾斜で改善する事になります。
次の上顎4番目（第一小臼歯）の抜歯です。この抜歯の選択は上顎前突（出っ歯）、上顎に大きな叢生がある。例えば八重歯とかです。下顎は抜歯するほどではない。という事になります。この抜歯はよくある抜歯部位です。上顎の歯が下顎よりも少なくなりますが、歯車が1つずれて噛み合うと思ってください。これは問題ありません。
現在の不正咬合は出っ歯で叢生あり。ではありませんか？それでしたら私なら上顎の第一小臼歯のみ抜歯を選択します。やはり大臼歯抜歯は避けたいところです。特に健全な第二大臼歯は避けたいですね。第三大臼歯（親知らず）がレントゲン上は存在しているが、その歯が萌出してくる保証はありません。また親知らずはその形態に不安があります。第二大臼歯と第三大臼歯（親知らず）が同じだという前提があれば考えられます。
治療が成功する事を祈っています。
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- 医療法人颯真会 はないけ歯科
- （ 愛知県 一宮市 ）
- 2020-09-07 15:50:00
そうですね、イレギュラーですが上の7番の抜歯はすることはございます。 ただし条件があるとすれば、レントゲン上で確認して７と８の形態が同じくらいで放出する見込みがあることです。
放出する見込みを診断することが非常に難しいですが、７番がなくなることでスペースに余裕ができることによって意外と放出してきます。うまくいくと側方歯の咬合が１級になるため見た目も自然になりますし、より安定します。何より8番の解剖学的な形態が歯冠部も歯根部も大きいため咬合力にも影響が少ないため機能的にも優れているかもしれません。
もし不安に思われるのなら主治医とよくお話しされることをおすすめします。 もしくはセカンドオピニオンを聞かれてもいいかもしれないですね。
放出する見込みを診断することが非常に難しいですが、７番がなくなることでスペースに余裕ができることによって意外と放出してきます。うまくいくと側方歯の咬合が１級になるため見た目も自然になりますし、より安定します。何より8番の解剖学的な形態が歯冠部も歯根部も大きいため咬合力にも影響が少ないため機能的にも優れているかもしれません。
もし不安に思われるのなら主治医とよくお話しされることをおすすめします。 もしくはセカンドオピニオンを聞かれてもいいかもしれないですね。
