矯正治療後のリテーナーについて
リテーナーの段階にきています。次回トゥースポジショナーセットの予定です。トゥースポジショナーの型取りの前に、セラミックインレーに変える処置をしました。しかし、シェードが合っていないにも関わらずセットしてしまったので、今矯正を担当して下さっている先生ではない方(院長)にセラミックインレーの再形成をしてもらいました。(裂溝の形も若干変えています)このことから、トゥースポジショナーを再印象しないといけないのでは?と院長に尋ねたところ、前回印象し出来上がってきた物でも使えるとの事でした。院長の主張としては、材料が弾力性のある物で融通が利く。インレーなので歯の輪郭は変わっていない。咬合面の所が合っていなければ削って調整すればいい。それほど精度を求める装置ではないとの事。しかし今矯正を担当して下さっている先生は、トゥースポジショナーは咬合面も関係しているから、インレーであろうと治療後の印象でないといけない(咬合面も精度に関係ある装置)と言われていました。学術的にはどちらが正しいのか、教えて頂きたいです。
2026年07月31日16時20分
この医院の回答一覧を見るはじめまして、不安定な気持ちよくわかります。
結論から申し上げますと、
そのまま使って問題ありません。
安心してください。
2026年07月31日16時28分
この医院の回答一覧を見るご相談内容を拝見しました。
結論から申し上げると、学術的には「治療が完了した最終的な歯の形態で印象採得を行い、その状態でトゥースポジショナーを製作する」のが望ましいと考えられます。
トゥースポジショナーは、保定だけでなく、わずかな歯の位置や咬み合わせの最終調整(セトリング)を目的として使用される装置です。そのため、歯の形態や咬合面の情報も装置の適合性に影響します。
今回のようにセラミックインレーを再製作し、裂溝形態が変わった、咬合面の形態が変わったのであれば、理論的にはその変化を反映した状態で印象採得を行う方が望ましいと言えます。
一方で、院長先生がおっしゃっていることにも一定の根拠があります。
トゥースポジショナーはシリコーン系の弾性材料で作られているため、多少の形態変化であれば装置自体が適合し、必要に応じて咬合面を削合・調整しながら使用できることもあります。
つまり、最も理想的なのは、最終補綴物が装着された状態で再印象すること。
しかし、変化がごくわずかであれば、既製作のトゥースポジショナーを調整して使用できる場合もある。というのが、現在の考え方に近いと思います。
今回のケースでは、「どちらか一方が完全に間違っている」というよりも、担当の先生は装置の精度を最優先に考え、「再印象した方が望ましい」という立場。
院長先生はインレーによる変化が軽微であり、臨床的には調整で十分対応可能という立場。という考え方の違いと考えられます。
もしインレーの再製作によって咬合面の形態が大きく変わったのであれば、私は再印象を行ってトゥースポジショナーを製作し直す方が理想的だと考えます。
一方で、実際の変化がごくわずかで、装置を試適した結果、十分な適合が得られるのであれば、そのまま調整して使用できるケースもあります。
最終的には、出来上がったトゥースポジショナーを実際に装着し、十分に適合しているか、咬合状態に問題がないか、セトリングに支障がないかを確認したうえで判断することが重要だと思います。
2026年07月31日16時38分
この医院の回答一覧を見るこんにちは、TikTokでおなじみのあっきー先生です。
さて、治療後のトゥースポジショナーをセラミックインレー治療をした後に作り直すべきか否かということですね。
推測の範囲になりますが、お応えしまうね。
私のところでもトゥースポジショナーをやっています。
私のところでは、顎関節症の治療もやっている関係で矯正治療の前に歯の形態を修正してから矯正治療します。そのほうが圧倒的にいい結果になると思っているからですが、これは先生によって考え方に違いがあります。
ポジショナーのセットの後にセラミックインレーをすることについては、やはり多少の誤差はあるかもしれません。
ですが、私のところでやっている分でいいますとほとんど関係ありません。
そもそも咬合面の形態は、ポジショナーで影響をうけるほどの動きに関係しません。
それよりもポジショナーは顎関節をいい状態にうごかすゆりかごのようなものですので噛み合わせの面よりも胴体の部分に相当する部分が一番重要です。
セラミックインレーをしたとしてもそこの形態は影響はほとんどないのかもと思っています。
どうしても気なるようであれば、費用はかかってもいいのでやり直したいと言ってみてもいいかもですね。
ご参考にされくださね。
2026年07月31日18時08分
この医院の回答一覧を見るやまゆり様
滋賀県大津市で開業しております北川と申します。
厳密に言えば、確かに再印象した方が完璧のものができてくると思います。
ただ、院長先生もおっしゃる通りでインレーであれば輪郭が大きく変わらないので、少し調整するのでも対応できることがほとんどではないかと思います。
私なら、それでも適合に大きな影響がありそうであれば、再印象にするかもしれないですね。
リテーナーの再製にも費用が発生しますから。
学術的にどちらが正しいとかは特にないと思います。しっかりと歯が移動せずに固定できる装置であれば問題ありません。
2026年07月31日19時02分
この医院の回答一覧を見るさいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。
トゥースポジショナーにも色々なタイプがありますが、相談者さんの場合には矯正担当ドクターがその種類を決定しているはずで、院長先生がどこまで把握しているかはわかりません。
学術的に院長先生がおっしゃるようなトゥースポジショナーが存在するのも間違いないのですが、相談者さんの場合には矯正担当ドクターがおっしゃっていることが全てだと思います。ご検討ください。
2026年07月31日19時16分
この医院の回答一覧を見る医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。
ご質問ありがとうございます。
結論から申し上げると、学術的には「最終的な歯の形態・咬合が完成した状態で印象採得を行い、その状態でトゥースポジショナーを作製する」という考え方が基本です。その意味では、担当の矯正医の先生の考え方が、一般的な原則により近いと言えます。
一方で、院長先生がおっしゃる内容にも、一定の臨床的な合理性があります。
トゥースポジショナーは、矯正終了時に
・歯の最終的な微調整
・咬み合わせの誘導
・保定
を目的として用いられる弾性のある装置です。
そのため、歯列だけでなく咬合面(噛み合わせの面)の形態も装置に反映されるという特徴があります。
ー学術的な考え方
理論上は、
補綴物(セラミックインレーなど)が最終形態になってから印象を採る
その模型でトゥースポジショナーを製作する
のが望ましいとされています。
これは、咬頭や裂溝の形態が変われば、咬合接触や歯の誘導にも影響する可能性があるためです。
ー院長先生の考え方について
一方で今回は、
・インレーの再製作である
・歯の外形(歯頸部や隣接面)は変わっていない
・修正したのは主に咬合面の形態
・トゥースポジショナーは弾性があり、チェアサイドで一部調整も可能
という状況です。
この程度の変更であれば、作製済みのトゥースポジショナーを調整して使用するという判断をする歯科医師も実際にはいます。
つまり、
理論・原則では「再印象したほうが望ましい」
臨床現場では「変更が軽微であればそのまま使用可能と判断することもある」
という関係になります。
今回のケースでは
もし再形成によって
・咬頭の高さ
・裂溝の位置
・咬合接触
が比較的大きく変わっているのであれば、再印象して作り直したほうが理想的です。
一方で、色調不良の修正に伴う軽微な咬合面修正であれば、院長先生がおっしゃるように調整で対応できる可能性はあります。
ご参考になれば幸いです。
2026年08月03日17時51分
この医院の回答一覧を見るこんにちは。御茶ノ水林矯正歯科の林です。
結論から申し上げますと「厳密には再印象だが、臨床上は調整で対応可能かそのままでも大差ない」可能性が高いです。
矯正の先生からすると、詰め物を作り直したのであれば形が変わることを想定して再印象が必要と判断されたのでしょう。
一方で、インレーの概形(だいたいの形、おおよその形)が大きく変わっていないのであれば、部分的な調整もしくはそのままでも使用できる可能性が高いです。
裂溝の形で影響が出るかは、製作しているトゥースポジショナーの精度によると考えられます。
実際にインレーを制作した院長はおそらく、概形に大きく差はなく、再印象は不要と判断されたのだと思います。
トゥースポジショナーは他の技工物より製作期間が長いということもありますので
再製作するかどうかは現在の両担当医とポジショナーの適合状況を踏まえて総合的に判断されても良いのかなと考えます。
参考になりましたら幸いです。
相談を探す
投稿テーマ別
カテゴリ