親知らずを生かす治療について

16歳の子どもです。
通っている歯医者で、下顎の第二大臼歯を抜き、親知らずを代わりに使う治療を勧められました。

下顎の第二大臼歯がまっすぐ生えず、内側に倒れ込んでいる為です。
第二大臼歯を抜いてしまえば、親知らずがそのスペースに生えてくるから一石二鳥と言われました。

しかし、長く見てくださっている歯科衛生士さんは意見が違ったようで、「抜かない方がいいですよ。第二大臼歯を抜く方針には反対です。親知らずがキチンと生えてくるかも分からないし。」と陰でアドバイスしてくれ、どうしたものか悩んでいます。

レントゲン写真を見ると、親知らずは近くで控えている状態なのが分かりました
第二大臼歯よりも親知らずが脆い等の情報もインターネットで見ました。

親知らずを抜き、第二大臼歯をたてる矯正をする方法もあ利用なのですが、手間と費用はかかります。

どうしたら良いのでしょうか。

こんにちは。御茶ノ水林矯正歯科の林です。

下の第二大臼歯抜歯+親知らずの配列で悩んでいるとのことですね。

矯正治療では、一定の条件を満たす場合において上記の治療を行うことがあります。

・年齢
・親知らずの状態(サイズ・形・位置が良好であること)
・第二大臼歯の状態(位置や予後が不良であること)
など

適用となり治療がうまくいった場合、余っている親知らずを利用して効率よく歯並びを整えることができる方法です。

一方で、

・歯が生えてくるまでに時間がかかる
・仕上げにワイヤーが必要になる可能性がある
・歯がうまく生えてこない・生えてきた歯の状態が不良な可能性がある

などのリスクがあるのも事実です。

「第二大臼歯抜歯+親知らずの利用」自体は選択肢として十分に考えられますが、事前にリスクをしっかり見極めて適用・診断を間違えないようにすることが大事になってきます。
治療に対して不安がある場合、複数の矯正歯科で歯の状態を確認してもらい、おすすめの方法を相談してみることをお勧めいたします。

参考になりましたら幸いです。

ご相談内容を拝見しました。

結論から申し上げると、この情報だけで「第二大臼歯を抜くべき」「抜かずに矯正すべき」と判断することはできません。

私がこのような症例で最も大切だと考えているのは、第二大臼歯がどの程度傾斜しているのか、親知らず(第三大臼歯)の位置・向き・歯冠、歯根の発育状況、骨格のバランスや噛み合わせをCTを含むやレントゲンで詳しく評価することです。

第二大臼歯を抜歯し、そのスペースに親知らずを誘導する治療は、矯正歯科では適応が合えば行われる治療法の一つです。16歳という年齢は、親知らずの萌出を期待できる時期でもあります。

しかし、抜けば必ず親知らずが理想的な位置に生えてくる」というわけではありません。
親知らずは、十分に起き上がってこない、萌出方向が悪い、矯正的な牽引が必要になることもあります。

一方で、第二大臼歯を残し、親知らずを抜歯して第二大臼歯を矯正で起こす方法も十分に選択肢となります。
この方法は治療期間や費用はかかりますが、本来の第二大臼歯を保存できるというメリットがあります。

また、「親知らずは第二大臼歯より弱い歯なのでは?」というご心配ですが、親知らずそのものが第二大臼歯より脆いというわけではありません。
ただし、歯冠の形がいびつだったり、歯根の長さが短いなど形態が良くない場合はあります。

今回のように担当医と歯科衛生士で意見が異なっていると、不安になるのは当然だと思います。
ただ、治療方針を決めるのは歯科衛生士ではなく歯科医師であり、衛生士さんは診断や治療計画を立てる立場ではありません。

大切なのは、
なぜ第二大臼歯を抜歯した方が良いと判断したのか
第二大臼歯を保存した場合の成功率や予後はどう考えているのか
親知らずが期待どおり萌出しなかった場合の対応はどうするのか

これらを担当の先生に詳しく説明していただくことです。

もしご不安が強いようであれば、矯正専門医でセカンドオピニオンを受けられることをおすすめします。
CTやレントゲンをもとに、第二大臼歯を保存する方法と抜歯する方法、それぞれのメリット・デメリットを比較してもらうことで、より納得して治療方針を選択できると思います。

はなびさんご相談拝見いたしました。

レントゲン、口腔内を拝見しているわけではないのではっきりした診断はできません。

お近くの矯正専門医にまずご相談にいらっしゃるのがよろしいと思います。

将来的に左右上下の全体の咬合、profileも考えての抜歯部位の検討を説明してくださると思います。


良い治療になりますように。

銀座大山歯科・矯正歯科クリニック
大山晃代

はなびさま

医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。

私であれば、このようなケースではすぐに健康な第二大臼歯を抜歯する前に、矯正歯科や口腔外科を含めたセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。

セカンドオピニオンでは、次の点を確認すると判断しやすくなります。

・第二大臼歯は本当に保存できない状態なのか。
・矯正で起こせる可能性はどのくらいあるのか。
・親知らずが第二大臼歯の位置まで自然に移動する確率はどの程度と考えているのか。
・もし親知らずが予定どおり生えてこなかった場合の対応はどうするのか。

「第二大臼歯を抜けば親知らずが代わりになる」という保証はありません。

ご参考になれば幸いです。

はじめまして、不安定な気持ちよくわかります。
無責任な第三者の意見として聞いてください。
私も、反対です。
理由は治療期間が、確実に伸びます
下手をすれば21歳ぐらいかかります。
その間にずーっといくらかの観察料金を払いつずけることに、
納得いきません。
もう一つは、そもそも、親知らずは、第二大臼歯と違う歯です。
同等の代わりには、なりえません。
内側に倒れ込んでいるのなら、起こせば済む問題だと思います。
くれぐれもよく主治医とよく相談してください。
お大事になさってください。

北川歯科医院
北川歯科医院 からの回答

2026年08月04日22時42分

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はなび様
滋賀県大津市で開業しております、歯科医師の北川と申します。

下顎の第二大臼歯が近心傾斜(倒れ込んでいる状態)を起こしているとのこと、おそらく歯が正常に萌出するためのスペースが不足している可能性が高いと考えられます。

今後、親知らずが綺麗な位置に生えてくる可能性もゼロではありませんが、スペースが足りない場合は埋伏したまま生えてこないケースも多く存在します。そもそも親知らずは、十分なスペースがあって正しく噛み合っていれば価値のある歯ですが、そうでない場合はリスクとなり得る不要な歯となってしまいます。

最近のお子様は、顎の発育に対して歯のサイズが大きく、スペース不足から抜歯矯正を余儀なくされるケースが増加しています。

第二大臼歯の抜歯には当然リスクが伴うため慎重な判断が必要ですが、選択肢としてそういった治療法が存在するのは事実です。歯科衛生士の方も多くの症例をご覧になっているとは思いますが、実際に診断や治療を行うわけではありません。一度、矯正やこのような症例に精通した歯科医師へのセカンドオピニオンをご検討されてはいかがでしょうか。

なお、第二大臼歯を抜歯して親知らずを活用する治療は、15歳前後で行うのが望ましいという報告もあります。もし選択肢の一つとして検討されるのであれば、早めにご相談されることをおすすめいたします。

Silver Lace矯正歯科

2026年08月05日13時57分

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さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

実際にお口の様子を拝見したわけではありませんので何とも言えないと思いますが、一般的に親知らずが第二大臼歯よりも脆いという学術的なエビデンスはないと思います。

第二大臼歯を抜いたとしても、親知らずがキチンと生えてくるとは限りませんが、たとえ半分生えたところで止まってしまったとか、おかしな向きに生えてきてしまったとかのハプニングがあっても、技術がある医院であれば、上手く生えなかった親知らずをキチンとした場所に引っ張り出すことも可能だと思います。

ただその場合は、現在、内側に倒れ込んでいる第二大臼歯を起こすという処置より難しい処置になる可能性が高くなると思いますし、そのような状態になってしまったときのことを歯科衛生士さんが危惧しているというのは、暗に他の医院での治療を勧めているのではないかとも思いますが、詳細はわからないと思います。

親知らずを抜き、第二大臼歯を立てる矯正と比較して、第二大臼歯を抜く矯正の方が手間と費用が低く抑えられるとお考えなようですが、それこそ親知らずが上手く生えてこなかった場合等、そうとも限らない場合もあると思います。

現在の医院でのお見立てに不安や疑問がある場合には、他の矯正歯科専門医院で行なっている矯正相談や矯正カウンセリングでお話を聞いてみると良いかもしれません。ご検討ください。

舌側傾斜していて咬合に参加していない下顎の7番を抜歯して、
その抜歯スペースに8番を牽引する方法は一石二鳥かもしれませんが、リスクも必ず存在すると思いますので、担当医とよく相談してリスクなども確認してから決めるのが良いと思います。

いろいろとご心配なことと存じます。

第2大臼歯を抜き、親知らずをはやして歯列を治すとのことですが
親知らずはまっすぐ生えてくるという感じなのでしょうか?
でないともし第2大臼歯をぬいても親知らずのたてなおしの矯正をするということはよくあることなんですが
いかがでしょうか?
また、親知らずがまっすぐにはえても6歳臼歯との間にすきまができてしまった場合には部分矯正をしないと
いけなくなることもあります。
確かに第2大臼歯が虫歯で神経もぬいており、あまり歯の状態が良くないというならばこういう判断もありかと思いますが
お子様のご年齢が16歳ということもありいかがでしょうか?
私の意見としてはレントゲンを拝見していないので最終的なことは申し上げにくいですが
できましたらこれは避けていただいてどうしても迷ったらすこしお時間を待っていただいてもいいのではないでしょうか?
(当院ではおそらく親知らずを抜かせていただきしばらく時間をあけて経過をみてから判断となると思います)
参考になっておりましたら幸いです。