ルスさんの相談

カテゴリ：装置

違いとは?

投稿者ルスさん　［16才女性会社員］ 2018/08/21/ 23:51
カテゴリー歯列矯正装置治療中

装置を外したあと、固定の為にリテーナーをすると思うのですが、歯の裏にまた針金を通すときとマウスピースの違いは何でしょうか。医者が好きな方を選ぶのか矯正内容によってなのでしょうか?教えてください。

医療法人悠羽会オハナ歯科・矯正歯科
（埼玉県川口市）
2018-08-23 09:27:00

おはようございます。

質問内容を読ませていただきました。

保定装置の種類には
①可撤式保定装置（外せるもの）
②固定式保定装置（外せないもの）
③半固定式保定装置

の三種類あり、「歯の裏にまた針金」は②に属し、「マウスピース」は①に属します。矯正医は保定装置を選択する場合、もともとの不正咬合の種類や、患者さんのライフスタイルそして口腔周囲の筋や癖などを鑑みて患者さんにとってベストな方法を選択します。

ですので、実際、装置のメリットデメリットや選択理由について質問してみたらいかがでしょうか？特に質問してもおかしくないと思いますよ。

先生の回答に返信する

医療法人愛美会アイ矯正歯科クリニック
（神奈川県横浜市鶴見区）
2018-08-23 15:12:00

読ませていただきました。

まず保定装置（リテーナー）には可撤式（かてつしき：取り外しのできる装置）、固定式（こていしき：取り外しのできない装置）に分かれます。

実は保定装置は担当医が適当に選んでいるわけではありません。不正咬合のタイプによって、あるいは患者様の協力度によって選んでいます。

・可撤式装置を選択する場合
患者様の協力度がよく必ず使用してくれる。指示通り使用してくれる。これが必要です。歯ブラシなどは行いやすいです。使用してくれないと後戻りしてしまいます。

・固定式装置を選択する場合
患者様の協力度が疑わしい。必ず使用してくれるか？疑わしい場合。患者様は外すことができません。それ以外には、後戻りが起きやすいタイプの不正咬合である。例えば下の前歯がかなりデコボコで捻じれていたような状態の歯であった場合などはこれになります。しっかり裏側から固定する事によって動きません。

欠点ですが裏側のワイヤーに歯石などが付着します。定期的にスケーリングする必要があります。また、接着しているので少し外れていても気づかない事があります。そのためその歯だけ後戻りしてしまいまいます。

保定は重要な事です。なるべく長い時間、長い期間使用して下さい。

治療が成功する事を祈っています。