「患者様の喜ぶ顔がゴール」今も昔も変わらない気持ちを胸に、多くの症例を手がけてきた。その経験から患者様の要望より一歩進んだトータルバランスに沿った治療を提案し続ける、九段下の頼れるドクター。

美的センスを磨く秘訣 田中先生のホームページ

本当に美しい歯並びに導くために・・・

「他医院にて矯正治療を受けたが、ブラックトライアングルが気になるのと、歯が大きすぎるので小さくしたい」

矯正治療が終了したにも関わらず、この審美性ではたしかに残念な感がありました。セラミック矯正で再治療を行い、1週間で治療が完了しました。お肌が美白な患者様でしたので、歯もお肌に負けないよう白めの色で製作することにしました。歯を小さめに作ることにより口元が引き締まり、横顔まで整い大喜びしていただきました。
この患者様が矯正治療を受ける前は、どんな歯並びであったのかは見ていないので分かりませんが、恐らく著しい出っ歯だったと予想されるので、矯正治療は必要であったかと思います。頑張って矯正治療をしたおかげで、神経を残して短期間でセラミック矯正で治すことができました。
ただ、矯正治療2年間+保定期間2年間で合計4年頑張って矯正治療をしても、ブラックトライアングルと歯が大きすぎることで、審美障害が残る懸念があることは最初に説明があっても良かったかもしれません。
このように歯だけを見るのではなく、お肌の色や顔の輪郭、性格なども総合的に観察して「治療後に本当に満足していただけるのか」を見抜いて治療方法を提示する能力が矯正治療には必要なのです。また、審美性にはあまり興味を示さない患者様もいますので、それを見抜く必要もあります。

ブラックトライアングル 治療前
▲ 治療前

ブラックトライアングル 治療後
▲ 治療後

「他医院にて矯正治療を受けたが、歯が大きすぎるので小さくしたい、矯正治療した際に無料でホワイトニングしてくれたが普通の色に戻したい」

真面目で優しそうな男性の患者様でした。たしかに歯が大きすぎて審美障害がありますし、この患者様でしたら白い歯よりも自然な歯を好むタイプであろうことは容易に推察できました。
この患者様が矯正治療を受ける前はどんな歯並びであったのかは見ていないのでわかりません。でも、現状から推察するに、この患者様は奥歯を4本抜歯して矯正治療2年間+保定期間2年間で合計4年の矯正治療は必要なかったかもしれません。あくまでも予想ですが、この程度なら最初から神経を残してセラミック矯正で1週間で治療完了したかもしれません。
カウンセリングで重点的に説明したのは、「前歯4本の治療だと3番目の歯(犬歯)とのバランスが悪くなるから前歯を小さくするにも限度がある、本当に満足したいなら前歯6本治療すべき」ということです。
この患者様が4本の治療では完全には満足しないことは一瞬で見抜くことができました。最終的には「予算の問題もあるので4本で治せる範囲でお願いします」とのことでした。そこで、セラミック矯正で1週間で治療が完了しました。バランスが崩れない程度にギリギリまで前歯4本を小さく製作し、色も自然になるようにしました。 天然の歯のような仕上がりになり、患者様も「最初から4本の治療だと完璧にはならないと説明されていたのでこれで納得満足です」と大喜びでした。
このように最初から「治療後に本当に満足していただけるのか」を見抜いて治療方法を提示する能力が矯正治療には必要なのです。

歯を小さくする 治療前
▲ 治療前

歯を小さくする 治療後
▲ 治療後


矯正歯科治療に求められる美的センス

「患者様の歯並びは、自身の個性が主張されるパーツです。だから、一人ひとり悩みが違い、お口にコンプレックスを持って来院される方が多いです。共通して言えることは、やっぱりみんな“美しい歯並びになりたい!”という強い気持ちがありますね。その要望に応えてあげれるのが、歯科医師である。」と田中院長。


「美しい歯並びは、歯だけを近くから見て治療してもその治療に満足できる患者様は少ないでしょう。全身のバランスを遠くから観察してみないとその人に合った歯並びにはなりません。」


「昔、経験が浅かった時代に、矯正治療を担当した患者様が、整った歯列になったにもかかわらずあまり喜ばれなかったんですね…。」 と話し始める田中院長。

その患者様は、治療が終わった後もずっとクリーニングには通ってきていましたが、患者様から話を聞いたり、表情を見ているとあまり嬉しそうでなかったそうです。その時から、田中院長は、どうしたら患者様に喜ばれる治療ができるかをずっと考えながら治療を行っているそうです。

矯正歯科治療に求められる美的センス
▲ 患者様の歯並びをチェック

患者様は自分に合う歯並びを理想で伝える

「ほとんどの患者様は、ご自身の歯並びの悪い点だけを見て、欠点が目立たない歯並びを希望される方が多いです。 それゆえ、治療を始める前の段階で歯科医から患者様に合った治療のゴールをしっかり説明・提案することがとても大切なんです。」


「例えば、前歯2本が大きすぎるので、2本だけ治してほしいという患者様がいます。2本だけ治療した場合と、6本で治療した場合では、患者様の印象は大きく変わります。」
「患者様が男性か女性かでも歯の大きさは違いますし、顔が小さいのに歯が大きく目立つ人もいます。顔の大きさや形に合っていない歯並びも多いです。当院は、精密検査だけでの診断にとどまりません。全身のバランスを意識した歯並びを目指していますので、肌の色から、服装、髪の色、患者様の雰囲気なども十分考慮して診断しています。経験や理論を積み重ねることで 、歯科治療に求められる美のセンスが磨かれてくるのです。」

患者さんは自分に合う歯並びを理想で伝える
▲ 全体のバランスを見る


自分自身の見た目やセンスを磨く

「出勤前には美容院に立ち寄り、毎日髪をセットしている。これには、清潔感やモチベーションがアップするのも事実ですし、何よりキレイにセットされた状態で患者様と接していたいですね。」と田中院長。
20年位前から、体を鍛えるトレーニングをしていて、健康を意識したのは最近。毎朝ジムに通っていると、身体の軸が鍛えられて姿勢や見た目が大きく変わります。歯科医は腕で仕事をしているといっても過言ではなく、肩から腕にかけての筋トレは特に欠かせないそうです。


「銀座や青山、表参道などのお洒落スポットには、美意識の高い人がたくさんいますから、 休日は、買い物中に、人間観察をして、最近の流行に敏感でいるように心掛けています。実は歯の形や色なども、流行やファッション、全体のバランスによって左右されることが大きいんですよ。」
自分自身の見た目やセンスを磨く

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