6番抜歯のワイヤー矯正について

今回口元、口ボコを改善したく抜歯矯正 ワイヤーで予定してます

本来4番を各4本ずつ抜歯予定でしたが
左上の6番が死んでいて抜歯になりました。
左上の親知らずはないです。

がっつり下げれるまで下げたい!!わけではないのですが、
この場合かなり難しくなるとのことです。

仕上がりの面、噛み合わせの面、うまいこと行くのでしょうか…?

通常、抜歯矯正では治療前に横顔・口元・咬み合わせの変化を含めたシミュレーション(セットアップ、VTOなど)を提示して診断する事が多いです。
特に今回のように「本来4番抜歯予定→左上6番抜歯へ変更」のようなケースは、歯の動かし方や咬合設計が通常より複雑になるため、事前シミュレーションがかなり重要です。

6番抜歯=必ず難症例という訳ではありませんが、

* 奥歯をどう前に寄せるか
* 左右差をどう整えるか
* 正中や咬み合わせをどう合わせるか
* 口元をどこまで下げるか

などを細かく設計する必要があります。

逆に言えば、そこをしっかり設計している医院なら、仕上がりや咬み合わせも十分狙えます。
なので「難しいと言われた」こと自体より、

・シミュレーション提示があるか
・なぜ6番抜歯プランなのか説明できるか
・治療後の咬合イメージを共有してくれるか

この辺を重視して確認するのがおすすめです。

はじめまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。

4番4本抜歯予定だったのが、左上だけ4番ではなく6番を抜歯することになった、という解釈でよろしいでしょうか?
まず、大臼歯を抜歯して治療することは治療上あることなのでおそらく問題は無いでしょう。
ただ、大臼歯抜歯については条件を満たしてるかどうかや担当医の技量・経験が重要になります。

スペースを作るために抜歯を行うわけですが、よく4番目の歯が選択されるのは理由があります。
「一番価値が低い歯」であり「前の方の歯なので前歯を下げたり前歯のでこぼこを治すのに都合がいい」からです。
なので、特別な理由が無い限り4番や場合によって5番が選択されます。
逆に、特別な理由がある場合は他の歯を抜歯するということであり、「歯が死んでいる」はその理由になります。

死んでいる歯というのは一般的に寿命が短いとされています。質問者様の年齢を考えると一生は残らないでしょう。
6番を残して矯正治療をした場合、いつか6番を失うことになり、その部分に歯を入れなくてはならなくなります。
せっかく抜歯矯正を行うので、6番を処分してしまえば全て健康な歯で仕上がり、多くの歯を残せる可能性が高くなります。
なので、死んでいる歯は積極的に抜歯対象になりますが、担当する歯科医師の考え方や好みによっても変わるでしょう。

6番目の歯を抜歯すると、そのスペースを閉じていく、前歯を後退させるのに時間がかかります。
奥歯の位置関係も変わり、左側だけ3級仕上げという状態になり、少し技術が必要になります。
担当医の方から6番抜歯を提案してきているので、おそらく同じような治療を経験したことがありそうですね。
咬み合わせや仕上がりに関しては、適切に治療できれば、4番4本抜歯のパターンとさほど変わらないはずです。

左上の親知らず(8番)が形も状態も良く残っていたら、それを利用するプランもありえたでしょう。
4番4本+左上6番を抜歯し、左上7を左上6に、左上8を左上7にするパターンです。
今回は左上の親知らずが無いので、4番3本+左上だけ6番で合計4本抜歯が正解でしょう。
ただ、奥歯の位置関係、歯の本数、歯の正中などによっても抜歯本数や抜歯部位は変わるので、
そもそも「4番4本抜歯」や「4番3本+6番抜歯」が正解かは、質問者様の状態を実際に見てみなければわかりません。

治療期間も長くなり、難易度も少し上がりますが、質問者様の一生単位での健康や利益を考えたうえで、
担当の先生はあえて面倒な6番抜歯を提案してくれているはずなので、信じて選んで大丈夫だと思います。
早く簡単に治したい、ということでしたら、いつか6番を失うことを承知で4番4本抜歯でも良いでしょう。

以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。

北川歯科医院
北川歯科医院 からの回答

2026年05月08日19時05分

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さものり様
滋賀県大津市で開業しております北川と申します。
少しわからない面があるのですが、合計5本抜歯して矯正を進めるということでしょうか。
口元をどこまで下げたいかによって抜歯or非抜歯の選択が変わる症例もあります。
ただし歯列不正が大きく必然的に抜歯が必要な場合もあるのでお口の中を拝見しなければ具体的にこうした方が良いといった説明は難しいですね。
なにを重視するのかによっても計画が変わることがあるので、主治医としっかり事前に話し合って進めていくことをお勧めいたします。

Silver Lace矯正歯科

2026年05月08日19時20分

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さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

一般的に、「口元、口ボコを改善したい」場合には、「がっつり下げれるまで下げる」くらいのことをしないと改善しないと思いますが、相談者さんの場合には、実際にお口の様子を拝見したわけではありませんので何とも言えないと思います。

詳しいことは矯正担当ドクターとよく相談しながら決めていかれると良いと思います。ご検討ください。

お答えします。
口元の改善を目的とした抜歯矯正で、当初は上下左右4番抜歯予定だったところ、左上6番の抜歯に変更となったのですね。

率直に申し上げると、左右非対称の抜歯になるため、通常の4番4本抜歯と比較すると歯の移動コントロールは難易度が上がります。
特に左上は6番欠損かつ親知らずもないため、奥歯の噛み合わせや最終的な歯列のバランスをどう作るかがポイントになります。

口元を下げること自体は可能なケースも多いですが、どこまで下げるかによっては、噛み合わせとのバランスを慎重に見る必要があります。
今回のようなケースでは、最終的にいわゆる「3級仕上げ」に近い咬合を許容してまとめることもあり、その場合は見た目を優先する代わりに、咬合の安定性に多少不安が残ることがあります。

もちろん、実際には
・現在の骨格的な上下関係
・前歯の傾斜
・Eラインや口唇の状態
・奥歯の咬合支持
などを総合的に診断して判断しますので、「うまくいかない」と決まっているわけではありません。

むしろ大切なのは、「どこを最優先にするか」を担当医としっかり共有することです。

例えば、
・口元改善を優先するのか
・咬み合わせの安定性を最優先にするのか
・その中間を狙うのか

で治療ゴールは変わってきます。

もし可能であれば、セファロ分析や治療シミュレーションを見ながら、
「どこまで下げると咬合にどう影響するか」
を具体的に説明してもらうと、かなり安心できると思います。