外科矯正から自費矯正へ
上顎前突下顎後退で3年ほど術前矯正してきました。
しかし、抜歯矯正してある程度上顎が下がったことや、環境の変化から数年以内での手術自体が困難になり、申し訳ないのですが、自費矯正へ変更することが可能であるかどうか主治医に相談しました。
先生からは、現在噛み合わせが合っていない状態で、正中も4ミリくらいずれてますので、これを手術ではなく矯正で戻していくとすると、抜歯痕も埋まっているので、ゴムかけで数年かかってできるかどうか、現実的ではないというお話でした。
この場合例えばアンカースクリュー だともう少しスムーズにできたりしますか?
手術を目標に進めてくださっていた先生方にはご迷惑をおかけして申し訳ない思いですが、よろしくお願いします。
2026年07月13日18時29分
この医院の回答一覧を見る術前矯正まで進んでいる場合は、歯並びをあえて手術しやすい状態(デコンペンセーション)にしているため、手術を中止して矯正だけで仕上げるのは簡単ではありません。
アンカースクリューは歯を効率よく動かす補助にはなりますが、骨格性の上顎前突や下顎後退そのものを改善することはできません。 正中の4mmのズレや咬み合わせを改善できる可能性はありますが、術前矯正で作られた骨格的不調和まで解決できるわけではないため、担当医が「数年かかってできるかどうか」と説明したのは十分理解できます。
もし手術を見送るのであれば、「見た目よりも噛み合わせを優先するのか」「多少の骨格的不調和は受け入れて歯並びだけ整えるのか」というゴール設定を主治医と改めて相談することが大切です。必要であれば、顎変形症を多く扱う矯正専門医でセカンドオピニオンを受けるのも良い選択だと思います。
2026年07月13日18時30分
この医院の回答一覧を見るみかんさん、こんにちは。
できるかもしれませんが、得意不得意があるのでアンカーを得意としている先生にセカンドオピニオンを聞いてみてはいかがでしょうか。
矯正専門ですとアンカーをほとんど打ったことない先生も多いです。
ご参考になれば幸いです。
2026年07月13日19時15分
この医院の回答一覧を見るみかん様
滋賀県大津市で開業しております北川と申します。
結論から申し上げますと、通常の矯正治療に移行することはおすすめできる状態ではないかと思います。
外科矯正と通常の矯正とでは治療のゴールが全く異なります。3年となると外科矯正のゴールに限りなく近い状態まで来ていると予測できます。
その状態で、通常の矯正治療で理想的な噛み合わせまで歯列を移動させていくというのは不可能だと思います。
そもそも外科矯正が適応になるのは通常の矯正治療ではどうにもならない状態にある場合です。
ですので、この段階でストップして将来的に落ち着いたらまた外科矯正を検討するのがベターかと思います。
2026年07月13日19時27分
この医院の回答一覧を見るご相談内容を拝見しました。
まず結論から申し上げると、この情報だけで「アンカースクリューを使えば解決できます」とは言えません。
術前矯正では、最終的に外科手術で骨格を動かすことを前提として歯を配列します。そのため、手術直前の歯並びは、あえて噛み合わせを悪くした「デコンペンセーション(補償の解除)」という状態になっていることが多く、この状態を手術なしで理想的な噛み合わせまで戻すのは簡単ではありません。
アンカースクリューは非常に有用な固定源であり、歯の移動を効率よく行えるため、治療期間の短縮や歯の移動量のコントロールに役立つことがあります。
しかし、アンカースクリューは骨格の問題そのものを改善できる治療ではありません。
もし現在の噛み合わせの問題が、上顎前突や下顎後退といった骨格的な不調和によるものであれば、アンカースクリューを使用しても、その骨格的なズレを矯正治療だけで完全に補えるとは限りません。
また、先生がおっしゃっているように、
* 抜歯スペースがすでに閉じていること
* 正中が約4mmずれていること
* 手術を前提とした歯の位置になっていること
などを考えると、矯正単独で修正するには長期間を要し、治療の難易度も高くなる可能性があります。
一方で、現在の状況で「どこまでの仕上がりを目標とするのか」によって、選択肢は変わります。
例えば、
* 完璧な骨格的改善までは求めない
* 機能的に噛める状態を目指す
* 見た目もできる範囲で改善したい
という目標であれば、矯正単独で治療方針を組み直せるケースもあります。
そのため、重要なのは「アンカースクリューが使えるか」ではなく、現在の骨格の状態で、矯正単独でどこまで改善できるのかを診断することです。
もし今後手術が難しい状況になったのであれば、その前提で治療計画を再検討してもらうことは十分可能です。不安が残るようであれば、顎変形症を多く治療している矯正専門医でセカンドオピニオンを受け、現在の状態で現実的にどこまで改善が見込めるのかをご相談されるのも良いと思います。
2026年07月14日11時27分
この医院の回答一覧を見るさいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。
術前矯正を途中で中止して自費矯正へ変更する場合は、外科手術前提の術前矯正と一般的な矯正では歯の動かし方がまったく異なるため、矯正治療として1からやりなおしになるのではなく、マイナスからの再スタートということになりますし、金銭的にも、それまで健康保険から支払われていた治療費を全額返金した上で、改めて自費の治療費を支払うということになると思います。
実際にお口の様子を拝見したわけではありませんので、相談者さんの場合にアンカースクリューの使用でどうなるのかは何とも言えませんが、今後のことは矯正担当ドクターとよく相談しながら決めていかれると良いと思います。ご検討ください。
2026年07月14日13時40分
この医院の回答一覧を見る医療法人信成会 戸渡歯科診療所の中智哉です。
術前矯正から手術を見送る場合は、一般的な矯正治療とは条件が大きく異なるため、担当医の説明には十分な理由があると考えられます。
術前矯正では、手術で顎の位置を整えることを前提に歯を動かしています。そのため、
上下の歯のかみ合わせをあえて悪くする(デコンペンセーション)
正中がずれることがある
前歯の傾きを手術向けに整える
といった状態になっています。
この状態から手術をせずに矯正だけで仕上げるには、歯を再び補償的な位置へ戻す必要がありますが、すでに抜歯スペースが閉鎖されているとのことですので、大きな歯の移動を行う余地が限られます。
・アンカースクリューで解決できるか
アンカースクリューは非常に有用な固定源ですが、万能ではありません。
できることとしては、
特定の歯を効率よく動かす
奥歯を動かしたり前歯を後退させたりする際の固定源になる
ゴムかけだけでは難しい歯の移動を補助する
といった点があります。
しかし今回のように、
上顎前突・下顎後退・術前矯正後・正中約4mmのずれ・手術前提で作られた咬合
という状況では、問題の主体が骨格性であるため、アンカースクリューだけで手術の代わりになるわけではありません。
今回のケースでは、アンカースクリューを使えば比較的簡単に解決する、という状況ではない可能性が高いと思われます。術前矯正後は治療の前提そのものが「顎を動かすこと」にあるため、手術を行わない場合は矯正だけでの修正に限界が生じやすく、担当医が「現実的ではない」と説明されたのは、矯正治療の考え方として不自然ではありません。
ご参考になれば幸いです。
2026年07月21日10時36分
この医院の回答一覧を見る手術を行うのが厳しくなってしまったのですね。
手術の場合の矯正治療と矯正単独での治療ゴールは歯の動きが異なリますので、もし矯正単独でここからリカバーするとなるとかなり厳しい治療になるでしょう。
アンカースクリューでできるかどうかはみかんさんご自身の骨形態や歯根吸収の程度などにもよりますので、なんとも言えませんし、正中の4mmのずれを動かすとなるとアンカースクリューも何度か打ち替えたりする可能性もあるかもしれません。
また、3年におよぶ術前矯正は手術を前提して行われておりますので、全額返金、さらに自費治療での治療費が必要となりますので金銭的なご負担は大きいでしょう。
ご担当の先生とよく話し合って決めていってください。
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