あさんの相談
カテゴリ：症状の悩み
以前矯正をしていたのですが、急に噛み合わせが変になり顎が後退してしまい日常生活に影響がでるようになってしまいました。
顎が後方に移動し、頭が前方になりストレートネックにもなってしまいました。
現在の歯並びは下の前歯4本が下にさがり開咬のようなかんじですが前歯は開いていません。奥歯が強く当たるような感じになってしまいました。
再矯正をして先生にも相談しましたが問題ないこのままゴム掛けで終わりますとめんどくさそうな対応であまり話を聞いてもらえませんでした。
ゴム掛けを指示されましたが全く治る感じがしません。
前より前歯の見え方もかわってしまったのですが、
前歯の角度をだし下の歯を上に上げる治療で顎を前に出すことは可能ですか?
また奥歯の圧下をしないと治らないのでしょうか?
-
- マロニエ矯正歯科クリニック
- （ 埼玉県 草加市 ）
- 2023-08-16 01:36:00
はじめまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答え致します。
抜歯しているかどうか、リテーナーの使用状況がどうだったか、前歯の見た目というのが上の歯か下の歯か、
前歯の角度を出すのが上の歯か下の歯か、顎を出したいのか出したくないのか、
下の歯が下に下がって開咬になっているのに前歯は開いていないという矛盾、
過去の矯正を行っていた矯正歯科と再矯正している矯正歯科が同じか、
頭が前方になりというのがどういう意味なのか、がよくわからないので精密な返答にならないかもしれません。
上記の内容を追加で教えて頂ければ、より正確な回答になるかと思います。
質問者様の状態を想像したうえで、ご回答します。
https://www.kyousei-shika.net/consult/reply/19942/
最近回答した、こちらの方と似たような状態ではないかと思うので、ご確認ください。
矯正後に「急に」咬み合わせが変になったのであれば、顎位のずれが生じたものと思われます。
奥歯咬みと前歯咬みの２種類の咬み合わせがあり、矯正時に前歯咬みの状態で安定して終了し、
何かの拍子に前歯咬みの状態がキャンセルされ、本来の咬み合わせである奥歯咬みになってしまったのでしょう。
下顎骨全体が後退した位置に来てしまったため、気道が狭くなり、呼吸のために姿勢も変わったのでしょう。
上の前歯と下の奥歯にゴムをひっかける�教薐楷屮乾爐亡悗靴討蓮�顎位のずれを生みやすいです。
ゴムによって下顎が引っ張らっれるので、今の治療は下顎が誘導されてまた前咬みで定着させるだけです。
顎位のずれを発生させずに出っ歯を治す、というのが根本的解決になります。
その方法は、上の奥歯を全体的に遠心移動（後方移動）させるか、手術で下顎を前に出すかです。
上顎歯列の遠心移動に関して、単にゴムかけしてるだけではうまくいかないので、工夫が必要です。
アンカースクリューを併用したり、遠心移動用の装置を併用したり、親知らずがあるなら抜歯が必要です。
遠心移動が出来るかどうかはレントゲン（出来ればＣＴ）でちゃんと判定する必要があるでしょう。
質問者様が下顎を前に出して「顔を変えたい」のであれば、手術が正解となります。
上の遠心移動では、下顎の位置も下の前歯の位置も変わらず、上の前歯が後退して出っ歯が治るので、
口元は引っ込みますが、下顎の後退感に関してはほとんど治りません。
�教薐楷屮乾爐鮖箸ぢ海院△泙秦威�み位置で固定できれば、下顎自体が前に出て顔は変わりますが、
不安定な咬み合わせなので、また今回みたいに突然引っ込むかもしれません。
外科的矯正手術を行えば、下顎自体の形を変えるので、下顎が前に出て顔が変わります。
手術には当然リスクが伴うので、手術を選択する際は慎重に判断しましょう。
上記した別の質問にもありますが、ＰＣＲ（進行性下顎頭吸収）の可能性もあり、
顎間ゴムでしゃくれさせたり、手術で下顎を動かす方法はもしかしたら正解ではないかもしれません。
再矯正後の咬み合わせの安定を考えた場合、上の歯の遠心移動が一番かもしれません。
ただ、顎は出ませんし、そもそも遠心移動が出来ない状況かもしれません。
顔を変えたいのか、咬み合わせを治したいのか、という点に関してご自身でよくお考えいただいた方がいいでしょう。
どうして今の状態になったのか、今の治療をするとどう治るのか、という点に関して、
担当の先生から明確な説明を受けられていないように思われますので、よく話し合いましょう。
納得のいく回答が得られない場合は、セカンドオピニオンなどもご検討されると良いと思います。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答え致します。
抜歯しているかどうか、リテーナーの使用状況がどうだったか、前歯の見た目というのが上の歯か下の歯か、
前歯の角度を出すのが上の歯か下の歯か、顎を出したいのか出したくないのか、
下の歯が下に下がって開咬になっているのに前歯は開いていないという矛盾、
過去の矯正を行っていた矯正歯科と再矯正している矯正歯科が同じか、
頭が前方になりというのがどういう意味なのか、がよくわからないので精密な返答にならないかもしれません。
上記の内容を追加で教えて頂ければ、より正確な回答になるかと思います。
質問者様の状態を想像したうえで、ご回答します。
https://www.kyousei-shika.net/consult/reply/19942/
最近回答した、こちらの方と似たような状態ではないかと思うので、ご確認ください。
矯正後に「急に」咬み合わせが変になったのであれば、顎位のずれが生じたものと思われます。
奥歯咬みと前歯咬みの２種類の咬み合わせがあり、矯正時に前歯咬みの状態で安定して終了し、
何かの拍子に前歯咬みの状態がキャンセルされ、本来の咬み合わせである奥歯咬みになってしまったのでしょう。
下顎骨全体が後退した位置に来てしまったため、気道が狭くなり、呼吸のために姿勢も変わったのでしょう。
上の前歯と下の奥歯にゴムをひっかける�教薐楷屮乾爐亡悗靴討蓮�顎位のずれを生みやすいです。
ゴムによって下顎が引っ張らっれるので、今の治療は下顎が誘導されてまた前咬みで定着させるだけです。
顎位のずれを発生させずに出っ歯を治す、というのが根本的解決になります。
その方法は、上の奥歯を全体的に遠心移動（後方移動）させるか、手術で下顎を前に出すかです。
上顎歯列の遠心移動に関して、単にゴムかけしてるだけではうまくいかないので、工夫が必要です。
アンカースクリューを併用したり、遠心移動用の装置を併用したり、親知らずがあるなら抜歯が必要です。
遠心移動が出来るかどうかはレントゲン（出来ればＣＴ）でちゃんと判定する必要があるでしょう。
質問者様が下顎を前に出して「顔を変えたい」のであれば、手術が正解となります。
上の遠心移動では、下顎の位置も下の前歯の位置も変わらず、上の前歯が後退して出っ歯が治るので、
口元は引っ込みますが、下顎の後退感に関してはほとんど治りません。
�教薐楷屮乾爐鮖箸ぢ海院△泙秦威�み位置で固定できれば、下顎自体が前に出て顔は変わりますが、
不安定な咬み合わせなので、また今回みたいに突然引っ込むかもしれません。
外科的矯正手術を行えば、下顎自体の形を変えるので、下顎が前に出て顔が変わります。
手術には当然リスクが伴うので、手術を選択する際は慎重に判断しましょう。
上記した別の質問にもありますが、ＰＣＲ（進行性下顎頭吸収）の可能性もあり、
顎間ゴムでしゃくれさせたり、手術で下顎を動かす方法はもしかしたら正解ではないかもしれません。
再矯正後の咬み合わせの安定を考えた場合、上の歯の遠心移動が一番かもしれません。
ただ、顎は出ませんし、そもそも遠心移動が出来ない状況かもしれません。
顔を変えたいのか、咬み合わせを治したいのか、という点に関してご自身でよくお考えいただいた方がいいでしょう。
どうして今の状態になったのか、今の治療をするとどう治るのか、という点に関して、
担当の先生から明確な説明を受けられていないように思われますので、よく話し合いましょう。
納得のいく回答が得られない場合は、セカンドオピニオンなどもご検討されると良いと思います。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
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- ココマハロ・クリニック
- （ 兵庫県 神戸市灘区 ）
- 2023-08-17 06:43:00
奥歯で噛んでしまう原因はCOとCRの位置がずれている為におきています。
CRはセントリックリレーション顎関節を中心にした顎の位置です。
COはセントリックオクルージョン歯の噛みやすい位置で噛んでいる状態です。
あさんの場合はCOとCRがずれていてCＯて噛んでいますが、顎はCRに行きたがっています。
正しいのはCRの位置だから当然ですね。
下顎を前に出すのではなく、上顎を後ろに下げるのです。
私の患者さんでもこのズレが原因で頭痛、顎関節痛、不定愁訴などの症状のある方がたくさん来られます。
矯正後の方もたくさんおられます。
治療法は下顎の位置に上顎を合わせることです。
2級ゴムで治すのではなく、アンカースクリューで上顎を押し下げることです。
これでCOとCRが一致すればかみ合わせは安定してきます。
私は奥歯の圧下はしません。
私の矯正終了のの条件としてCOとCRの一致がありますが、今の矯正界ではそこまで治せとは言っていません。
矯正医の見識の問題です。
CRはセントリックリレーション顎関節を中心にした顎の位置です。
COはセントリックオクルージョン歯の噛みやすい位置で噛んでいる状態です。
あさんの場合はCOとCRがずれていてCＯて噛んでいますが、顎はCRに行きたがっています。
正しいのはCRの位置だから当然ですね。
下顎を前に出すのではなく、上顎を後ろに下げるのです。
私の患者さんでもこのズレが原因で頭痛、顎関節痛、不定愁訴などの症状のある方がたくさん来られます。
矯正後の方もたくさんおられます。
治療法は下顎の位置に上顎を合わせることです。
2級ゴムで治すのではなく、アンカースクリューで上顎を押し下げることです。
これでCOとCRが一致すればかみ合わせは安定してきます。
私は奥歯の圧下はしません。
私の矯正終了のの条件としてCOとCRの一致がありますが、今の矯正界ではそこまで治せとは言っていません。
矯正医の見識の問題です。
